ふらっとデイ通信３月　和菓子作り・お抹茶体験NEW!

段々と春の陽気が感じられる季節となりました。

寒くて硬くなった体が、暖かさでほぐれていく感覚が心地よいです。

太陽の穏やかな光は、心もほぐしてくれるのかもしれませんね。

３月のふらっとデイでは、手作り和菓子と、お抹茶を頂きました！

今回作る和菓子は「練り切り」というお菓子です。

練り切りは、白あんとつなぎを混ぜ合わせた生地から作られます。生地に食紅で色を付け、形を作っていきます。

上生菓子の一つで、おもてなしのお菓子、お茶席のお菓子として昔から用いられてきました。

そんな素敵なお菓子を、皆さんと作ってみましたよ！今回作るのは「桜」です🌸

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材料：あんこ、練り切り生地（白い球状のもの）、食紅、三角棒（形を作るのに使います）

①　練り切り生地に色を付け、練っていきます。ほんのちょっとの食紅で、綺麗な桜色になります。

②　色がまんべんなく付いたところで、あんこを包みます。ゆっくりと、練り切り生地であんこ全体を包んでいきます。

③　包み終えたら、三角棒で線を入れていきます。花や花びらの形を作っていきます。桜っぽくなってきましたね。

④　最後に、カズイ（おしべとめしべ）を乗せます。黄色に着色した練り切りを、ところてん方式で長細くしました。

そして完成！！最初にみんなで同じ「桜」を作り、お花や動物などもう一つそれぞれ好きな形を作りました！かわいいですね。

お茶の心得のある職員がその場お抹茶を立て、出来立てのお茶をご用意しました。

自作の練り切りと、お抹茶で頂きます！！

和菓子を作るという、なかなか普段経験しにくいことに、みんなでチャレンジしました。

「食紅はこんな少しでいいんだ」

「ここまでは出来たから、この先の難しいのは手伝って」

「ここは自分でやってみる」

「ウサギの耳用の生地は、このくらいの量でいいのかな」

など、試行錯誤しながら、自分の手でお店に売っているような和菓子が出来上がっていく様に、感動を覚えました。

「和菓子作りは難しそう」とつい敬遠しがちですが、思い切って作ってみることで、より世界が広がったように思います。

お抹茶と合わせて、とっても美味しく頂きました🎵

「ふらっとデイ」は、月1回土曜日に開催されているプログラムです。

手先に自信がなかったり、コミュニケーションが苦手でも大丈夫！（不器用なスタッフも参加していますよ！）

作品の完成度や円滑なコミュニケーションが目的ではなく、自分自身や自分の世界を大切にすること、そして自分は一人ではないと感じられることが、このふらっとデイで大事にしていることです。

ご興味のある方は、病院スタッフ、または担当医師にご相談ください🌼

（月によって開催日が異なりますので、詳しくは当ホームページの「ふらっとデイ日程表」または精神科デイケアのページをご確認ください）

2025年03月11日　 カテゴリー: Uncategorized, スタッフブログ